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番組制作奮戦記

番組制作奮戦記-7



サイコーでサイアクな夜 という
おほめの言葉をいただいた。
DORADO RADIOという
どなたが知らねどラジオがお好きなかたらしきブログ。

記事の中でわざわざリンクもしてくださって
ありがとうございます。

◎ DORADO RADIO http://doradois.com/blog/log/eid375.html

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番組制作奮戦記-6

番組の一部が聴けるようになりました。
CDの原盤権の都合上、BGMは変えてあります。


原案:古田彰一
スクリプト:細田高広・八木田杏子
構成・演出:厚焼玉子
MIX・演出:森田仁人
AD:吉田香
CP:久保田永靖



出演:大川泰樹 http://yasuki.seesaa.net/




出演:三坂知絵子 http://www.studio-2-neo.com/




出演:地曵豪 http://www.gojibiki.jp/index.html


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番組制作奮闘記-5


自由が不自由になるとき。(八木田杏子)

細田が自由に戸惑っているころ、
私は不自由に戸惑っていました。

「コンビニ」というテーマを発見して、あんなに盛り上がったのに・・・・。
それが、窮屈な制約になってしまったのです。

最初は、地平線まで広がる砂漠のようなキャンパスに、
自由に絵を描いていました。
砂場でしか遊んだことのない子供が、
砂浜で大きな創造物に挑戦するように。
夢中になって、手探りで、砂をかいていました。

それなのに。
「コンビニ」というテーマができた途端、
砂浜が砂場になってしまったのです。

コンビニ商品を題材にして・・・・
コンビニにいる時の気持ちを描いて・・・
棚の前でこんな行動をとったりして・・・

だんだん発想が小さくなって、
どんどん細かい描写に拘るようになりました。

そんな原稿に、
J-waveの久保野さんと厚焼玉子さんから、厳しいひと言。

「商品に縛られ、自由を失っています。」

さらに、優しいひと言。

「最初の原稿のほうが、心を打ちました。」

そして、有り難いひと言。

「かき氷から、アラスカに飛んでもいいんですよ。」

コンビニは発想の起点でしかなく、
そこから世界中に飛べるし、過去や未来に行くこともできる。

自由な砂浜を、不自由な砂場にしていたのは、私自身でした。

そこから抜け出して、どこまで遠くへ行けたのか。
結局、すぐ近くで息絶えたのか。

今日の25時から、それが分かってしまいます。


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番組制作奮闘記-4


自由がいちばん、難しい。 (細田高広)

前回の記事にあった、南麻布の夜。
思い返して手帳をめくってみたら、
6月8日と書いてあります。
オンエアーからさかのぼること約2ヶ月ですね。

僕らは早速、翌日から原稿に取り組みました。
が、思うように筆が進みません。
「コンビニを舞台にしたオムニバスで、あーで、こーで…」
と皆で話しているときには捉えた気がした「企画の芯」。

それが、いざ原稿用紙を前にすると
蜃気楼のように儚く消えてしまうのです。

こんなとき、普通の広告制作の仕事ならば
オリエンペーパーを読み返して
「そうそうこれが問題なんだよな」
と一から再確認できるのですが。

この仕事にお題なんてあるはずありません。
純粋に、何が書きたいの?が試されている。

はて。コンビニを舞台に、
一体何を書けば面白いんだろう。

何も制約のない広大な白紙が、
まるで砂漠のように思えてきます。

悩んだ挙句、
コピーライターだし広告発想で進めてみよう、
とコンビニの中の商品に寄り添って書き始めました。

僕と八木田でなんとか揃えた原稿、およそ5本。
おそるおそるJ-WAVEの久保野さんと、
厚焼玉子さんに送ります。
すると、返事はすぐに帰ってきました。


「商品に縛られ、自由を失っています。」


不自由な言葉は、すぐにバレる。


(つづく)

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番組制作奮闘記-3


今は、Barよりもコンビニ(八木田杏子)


このまえは唐突に、
「CVS MIDNIGHT」の番組紹介をしてしまいました。

いつのまに創ったの?
どうやって創ったの?
なんで古田組?

そんな疑問を持たれた方もいると思います。

日曜日の25時からは「J-wave25」という、
新しい番組にトライできる時間。
今年の3月には、山本高史さんが
ロックの歌詞をコトバで紐解く「言葉ロック」を放送しました。

Visionでラジオ番組に目覚めていた古田組。
そこで何かやらない?と厚焼玉子さんが言ってくれた瞬間、飛びつきました。

そのときはまだ、「コンビニ」というテーマは見えていません。
古田組長が発案した「サウンド・プレイスメント」という考え方で、
広告では描きにくい「商品にまつわる物語」を書き始めました。
細田と八木田が、思い思いに書いた原稿は、1話完結のオムニバス。
全体を貫くテーマや構成が見えないものでした。

さすがに何か、繋がりがほしいよね。
パルプフィクションみたいに、最後に分かるとか?
登場人物を同じにする? 
場所を決める?

J-waveの久保野さん、厚焼玉子さん、古田組で
うんうん唸ること1時間。

架空のBarをつくって、マスターとお客さんを描いてみる?
いや今は、コンビニの店員とお客さんの方が面白いんじゃない?
コンビニって、いろんな人の本性が、透けて見える感じがするよね。
スポンサーも探しやそうですね。

面白いものになりそうな予感。
ビジネスになりそうな安心感。

全員の顔が、ほころびました。
六本木ヒルズから見下ろす景色が、
煌びやかな夜景に変わっていました。

そして、5人揃って西麻布へ。
いい仕事が始まりそうな夜は、お酒がすすみます。
お茶漬けを食べるころには、なぜか、
身体の柔軟性を競うために、みんなで前屈していました。
1位は厚焼玉子さん。べったり手のひらがつきます。

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