2022年06月18日佐藤理人 江戸のごちそう 6 『豆腐』江戸の食卓に欠かせない食材といえば豆腐。もともと贅沢品だった豆腐は江戸の中期になると庶民の食卓に登場するようになり、1782年には100種類の豆腐料理を紹介した「豆腐百珍」という料理本が出版された。何でもひとつのことを突き詰める、日本人らしい気質は、料理の世界にも深く根付いていたようだ。