2022年04月09日
廣瀬大
赤ちゃん
偉人の言葉だけが名言ではない。
心に残る言葉は普通に暮らす人々からも生まれる。
「赤ちゃんの、言葉になっていない寝言を聞くと
明日も生きていけると思う」
これは、あるお母さんの言葉。
0歳の赤ちゃんがときどき寝言を言う。
言葉にはなっていないけど、
ご機嫌で、幸せそうで、
いい夢を見ていそうな寝言が聞こえてくると
一生懸命生きようと思う。
もし、唸ったり泣いたりしても心配はいらない。
目を覚ましていなければ泣き声も寝言。
本当に泣いているわけでもないのに
どうして泣き声が出るんだろうと思うと
なんだか微笑ましい。
子供はお母さんに幸せと生きる力をくれる。
人は0歳からコミュニケーションをする。
やがて、夜空の星よりもたくさんの言葉を使いはじめる。
心に響く言葉を見つけたら、
そっと大事にしまっておこう。