2022年07月10日川田琢磨 Photo by Ziggy Liloiaねば~エンディングな豆知識2 「納豆の糸」「納豆の 糸引張つて 遊びけり」食べ物で遊んではいけませんと言われそうなこの句は、小林一茶が詠んだものである。ねばねばと伸びる糸を見て喜ぶ子供の、にぎやかな食事の時間を詠んだのだろうか。それとも、納豆の糸でもいじるしかない、一人寂しい食卓の情景を描いたものだろうか。生涯で2万の俳句を遺した小林一茶。その粘りが生み出す味は、実に奥深い。今日は、納豆の日。