2022年07月30日
波多野三代
〜梅干しの日〜 炭鉱の防塵マスク
日本最古の防塵マスクには、
梅干しが入っていた。
世界遺産、石見銀山。
江戸時代、そこで銀を採掘する労働者が発症する
原因不明の病気があった。
安政3年、医師であった宮田柱(みやたちゅう)は
調査を重ね、
その原因が粉塵や油煙を吸い込むことだと突き止めた。
そこで生まれたのが「福面」と呼ばれるマスク。
鉄でフレームを作り、薄絹を縫い付ける。
そしてポイントとなるのが「梅干し」
マスクの内側に「梅肉」を入れると、
その酸で粉塵などを防ぐ、と信じられていたそうだ。
今日は梅干しの日
〜梅干しを食べてみませんか〜