2022年09月17日
河田紗弥
スポーツの秋。『バスケットボール』
1891年。
アメリカ・マサチューセッツ州スプリングフィールド。
国際YMCAトレーニングスクールの体育部教官を務めていた
カナダ人のジェームズ・ネイスミスという人がいた。
雪がしんしんと降り、
凍えるほど寒い冬でもできるスポーツはないか
そう考え、彼が手に取ったのが、桃を入れる籠。
体育館の両端の手すりに、籠をぶら下げ、
そこにボールを入れて点を取り合う競技が生まれ、
籠を使うことから、バスケットボールと名付けられた。
発祥の地であるトレーニングスクールに来ていた多くの留学生が
バスケットボールを世界中に広めていった。