2022年12月18日川田琢磨 出典:国立国会図書館ウェブサイト東京駅「辰野式建築」今日は、東京駅が開業した日。赤レンガと白い花崗岩の重厚で鮮やかな壁。やがて国の重要文化財に指定される駅舎を設計したのは、日本近代建築の父、辰野金吾。生涯に渡り、200以上の建築を手がけた彼は、晩年、中でも気に入った建築はどれか、と聞かれて、こう答えたという。「一つもない。一生懸命やったが、ダメだったなぁ」