2022年04月30日佐藤延夫 Photo by Jon Evans映画の眠る場所へ /ポンヌフの恋人レオス・カラックス監督・脚本の映画、「ポンヌフの恋人」。主人公アレックスの青春三部作、その最後を飾る作品だ。ポンヌフとは、新しい橋という意味だが、実際は、パリで現存する最も古い橋。撮影は本物の橋で行われる予定だったが、主演俳優の怪我、関係会社の倒産などのトラブルが続き、オープンセットが作られた。あのころのジュリエット・ビノシュをまた見たくなる。