2023年05月06日
小林慎一
独創的な人の考え方 ♯2
組織心理学者のグラントは
どうすれば独創性を発揮できるかの研究を行なった。
そこで見出された特徴のひとつが、先延ばしだ。
ある事業課題を出し、そのアイデアを出すという実験の中で、
課題を出した後に、ランダムにグループを選びゲームをしてもらう。
すると、ゲームをしたグループの方が
独創性が16%高いという結果になった。
先延ばしをして別のことをしていても
課題は頭の中で動いている。
そのため、直線でない考え方が生まれ、
予期せぬ飛躍が可能になるのだと言う。