2023年07月01日
佐藤延夫
富士山 「水墨画」
富士山が描かれた水墨画と言えば、
「富士三保清見寺図」。
室町時代の水墨画家、
雪舟等楊の作品とされている。
三保の松原越しに見える富士山という構図は、
後世の作品に多大な影響を与えたそうだ。
富士山の山頂は、三つに分かれる
「三峰型」になっているが、
それは信仰の対象として
三という数字が重んじられていた証と言える。
その後、江戸時代中期なると
富士登山が人気を博し、多くの絵師たちが
富士山を描くようになった。
今日は7月1日。
富士山の山梨側、吉田口のルートは、今日が山開き。