2023年08月12日
佐藤理人
お盆の裏話 「語源」
お盆の語源は「逆さ吊り」だった。
昔々、お釈迦様の弟子、
目連尊者(もくれんそんじゃ)は神通力で、
亡き母があの世で逆さ吊りにされ、
苦しんでいることを知った。
お釈迦様に相談すると、7月15日に僧侶たちを招き、
供物を捧げて供養するよう言われた。
教えの通りにしたら、亡き母は無事、極楽往生を遂げた。
以来、旧暦の7月15日は先祖に感謝する大事な日になった。
逆さ吊りはサンスクリット語で「ウランバナ」という。
それが仏教では「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と呼ばれ、
日本で略されて、
お盆
になった。