2023年09月09日
長谷川智子
ラグビーワールドカップ 「冬の季語」
近代的な俳句で有名な山口誓子は、
実際に見たことや経験を題材にした。
ラグビーの肉搏つひびき吾が聞きぬ
激しくぶつかり、ボールを奪い合う、
迫力溢れるゲームの様子が眼に浮かぶ。
山口の俳句をきっかけに、
ラグビーは冬の季語になったのだが。
実際は、気候、天候に関係なくプレーする
オールシーズンスポーツ。
まだ暑さ厳しいフランスで、
今、ラグビーワールドカップ開催中。
山口誓子が見たのと同じく、
鍛えられた肉体がぶつかりあう熱戦が繰り広げられている。