2023年12月17日若杉茜 師走のはなし 「太陽の石」1790年12月17日。233年前の今日、かつてのアステカ帝国の首都テノチティトラン、現在のメキシコシティの中央広場で、太陽の石が発見された。重さ24トン、直径およそ3.6メートルの円形の石には大地の神や暦のようなモチーフが刻まれ、アステカ文明の宇宙観をあらわすと言われている。師走のひと時、はるか遠き時代の世界に、想いを巡らせる。