2022年05月14日波多野三代 〜食は地球を回す〜 森鴎外の饅頭茶漬け文豪、森鴎外には変わった好物があった。軍医でもあった彼は、衛生のため、たとえ果物であっても火を通した。そこで生み出されてしまったのが「饅頭茶漬け」。葬式饅頭をもらってくると、4つに割り、ご飯に乗せて熱々のお茶をかける。饅頭の皮がほどけたところをお箸で混ぜて、出来上がり。それを子どもたちと分け合って、大喜びで食べていた。子どもに甘い文豪の、甘い甘い思い出。〜食は地球を回す〜