2024年01月14日
佐藤延夫
休日にスープを「トマトのスープ」
トマトのスープ。
今でこそ定番のメニューだが、
トマトがスープの材料になったのは、
それほど古い話ではない。
16世紀、ヨーロッパに持ち込まれたトマトは
毒リンゴとも呼ばれ、観賞用とされることが多かった。
本格的に食用として使われるのは
19世紀以降のこと。
その後、アメリカで開発されたトマトの缶詰や
缶入りのトマトスープが、ヨーロッパで人気になる。
イタリアの名物料理ミネストローネだって、
もともとはトマトなんて入っていなかったそうだ。