2024年01月14日
佐藤延夫
休日にスープを「固形スープ」
スープを長期保存して、
どこへでも持ち運べるようにしたい。
固形スープが生まれたのは18世紀。
そのルーツには諸説あるが、
スープを煮詰めて固形にするという試みは、
全世界的に行われてきたことだろう。
肉を骨ごと煮込み、コラーゲンを抽出し
徹底的に水分を飛ばす。
型に流し込んで四角に切り、
布の上に置いて完全に乾かしたら
もう固形スープの完成だ。
当時、世界をめぐる探検家も、イギリス海軍も、
こぞって固形スープを大量に積んで
長い旅に出た。