2022年04月03日小林慎一 Photo by Marko Kudjerskiパラリンピックと平和2022年3月4日。ロシアがウクライナに侵攻して9日目。北京パラリンピックが開幕した。ウクライナ選手団が入場すると会場からは大きな拍手が起こった。だが、ウクライナの選手の表情は硬く他の国の選手のように笑顔を見せることはなかった。バスで何日もかけてヨーロッパを移動し北京に到着した。家族と連絡が取れない選手も多い。しかし、想像を絶する苦しい状況の中、ウクライナのパラリンピアンは快進撃を続ける。