2024年02月17日河田紗弥 Photo by Miles Baderおいしい季節。「肉まん」冬になると食べたくなる、肉まん。その発祥は中国三国時代の諸葛孔明といわれる。あるとき、川が氾濫して行手を阻んだことがあった。本来ならば人を生贄にするところ、孔明は小麦粉で練った皮に肉を詰め、これを人の頭に見立てて川の神さまに供えた。すると川は静まり無事に渡れたという。「三国志演義」には諸葛孔明は、この人の頭の代わりになった供え物を「饅頭(まんとう)」と名付けたと記されている。