2022年12月(66)
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星野道夫の旅 26年前の写真
2022年12月31日
18でシシュマレフ村の写真と出会った時から星野道夫の旅は始まった。アラスカの大自然をめぐり、さまざまな野生動物と出会った。命と命、お互いを見つめ合った。今生きているという一瞬が、そこにはあった。今年… 続きを読む
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星野道夫の旅 日本から来た若者
2022年12月31日
いくつもの飛行機を乗り換えてベーリング海に浮かぶ小さな島の村に着いた。大人や子どもが集まってきた。一人がニコニコしながら近づいた。「ミチオ?」「イエス、イエス」その日からひと夏の間、星野道夫はエスキ… 続きを読む
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星野道夫の旅 新たな旅
2022年12月31日
日本に帰ってからも頭の中はアラスカのことでいっぱいだった。星野道夫はアラスカに移り住むことを決意した。フェアバンクスの空港に着きまっすぐアラスカ大学へ向かった。どうしても野生動物学部に入らなければな… 続きを読む
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星野道夫の旅 カリブーの行進
2022年12月31日
セスナが飛び立って見えなくなると星野道夫はもう一人ぼっちだった。雪と氷の原野にテントを張った。カリブーの大移動を見るためにここまでやってきたのだ。ブリザードの夜、テントから顔を出すと、強風の向こう、… 続きを読む
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星野道夫の旅 クジラ漁
2022年12月31日
星野道夫はエスキモーのクジラ漁のキャンプに加わった。夢見ていたクジラ漁は、ひたすら待つことだった。風を待ち、氷が割れて海面が現れるのを待ち、そこにクジラが通るのを待った。クジラが現れるとアザラシの皮… 続きを読む
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星野道夫の旅 シシュマレフ村への手紙
2022年12月31日
神田の古本屋街で見つけた本の中の一枚の写真が彼を惹きつけた。アラスカ北極圏の荒涼とした風景の中に小さな集落が写っていた。「シシュマレフ」と書かれていた。行ってみたいと思った。住所も宛名もわからないが… 続きを読む
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歌のはなし ジングルベル
2022年12月25日
クリスマスといえば忘れちゃいけないのがクリスマスソング。 たとえば、1800年代に生まれた「ジングルベル」は、トナカイではなく、馬につけた鈴の音がその起源なのだそうだ。 今日を過ぎればま… 続きを読む
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歌のはなし クリスマスの唄
2022年12月25日
日本を代表する歌人、正岡子規。日本で初めてクリスマスを詠んだのもこの人だ。 臘八(ろうはち)の あとにかしまし くりすます 1892年、明治25年に読まれたこの唄が、初めて俳句にくりすま… 続きを読む
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歌のはなし キャロリング
2022年12月25日
キリストの誕生を祝う歌、クリスマス・キャロル。古くから伝わる聖歌を、子供たちが家から家へ、歌って回ることをキャロリングという。歌のお礼にお菓子のギフトを手渡し、お祝いの気持ちを交換する。キリスト教の… 続きを読む
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歌のはなし サンタルチア
2022年12月25日
日本でも有名なナポリ民謡、サンタルチア。 海を連想する曲だが、北欧諸国ではクリスマスシーズンに歌われる。 一年で最も夜が長い時期、光の象徴である聖ルチアを讃える歌として、歌詞が変えられ親… 続きを読む