2023年01月(69)
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「ウォーリス・バッジ」 語学の天才
2023年01月07日
エジプトから4万点の文化遺産を盗んだ、大英博物館の考古学者ウォーリス・バッジ。 幼い頃より古代イスラエルの戦争物語に夢中だった彼は、独学でヘブライ語とシリア語を習得。奨学金を得てケンブリッジ大… 続きを読む
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「ウォーリス・バッジ」 4万点を盗んだ男
2023年01月07日
大英博物館が世界に誇るエジプトコレクション。 ミイラ、パピルス、ロゼッタストーン、10万点を超える収蔵品のうち4万点は、ある男によってエジプトから盗まれた。イギリスの考古学者ウォーリス・バッジ… 続きを読む
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新年の歌 クギ
2023年01月01日
あらたまの 年の経ぬれば 今しはと夢よ我が背子(せこ) 我が名のらすな あれから新しい年を何度も迎えていまなら大丈夫だろうなんて思わないでね。私たちの関係を誰かに喋ったら承知しないわよ。 … 続きを読む
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新年の歌 正月気分
2023年01月01日
お正月気分って、どんな気分なのだろう。その問いに、樋口一葉の歌が答えてくれる。 あらたまの年の若水 汲む今朝は そぞろにものの うれしかりけり 「若水」は元日の朝に初めて汲む水のことだ… 続きを読む
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新年の歌 チクリ
2023年01月01日
新年を喜ぶ人々に紀貫之の歌はチクリと刺さる。 行く年の 惜しくもあるかな ます鏡 見る影さえに暮れぬと思えば 暮れてゆく年は名残惜しいではありませんか。年が明けると鏡に映る自分の姿も晩… 続きを読む
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新年の歌 お天気
2023年01月01日
昨日こそ 年は果てしか 春霞 春日の山に はや立ちにけり きのう年が暮れたばかりだというのに春日山には早くも霞が立って春めいた景色になっている… これは万葉集の詠み人知らずの歌である。… 続きを読む
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新年の歌 雪
2023年01月01日
756年の1月、元正天皇が宴を催し、若手の貴族たちに歌を詠むように命じた。そのとき、葛井諸会(ふじいのもりあい)はこんな歌を詠んだ。 あたらしき 年のはじめに 豊(とよ)の年 しるすとならし… 続きを読む
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新年の歌 祈り
2023年01月01日
万葉集の編纂に関わった大伴家持は自らの新年の歌をいちばん最後に置いた。 あらたまの 年のはじめの初春の 今日降る雪の いやしけ吉事(よごと) 新しい年の初めの今日、豊年を告げる雪が降っ… 続きを読む
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新年の歌 千年の繁栄
2023年01月01日
新しき 年のはじめに かくしこそ 千歳をかねて 楽しきを積め 古今和歌集の詠み人知らずの歌である。 年のはじめには千年の繁栄を思い描いて楽しいことを積み重ねて行こうと歌っている。 … 続きを読む