2023年03月(61)
-
春の色 「一斤染」
2023年03月05日
紅花の赤だけで染めた色を唐紅からくれないと呼ぶ。天皇の許可がなければ着られない色とされた。一反の絹を染めるのにおよそ6kgの紅花が必要だったからだ。 誰にでも許されていたのは紅花を10分の1の… 続きを読む
-
春の色 「山吹色」
2023年03月05日
梅や桜が終わったあとには山吹が咲く。その輝くばかりの黄色は古くから人々に親しまれてきた。 山吹はもともと山の中で枝が風に揺れる様子から、「山振やまぶり」。それが転じて「山吹」になったと言われて… 続きを読む
-
春の色 「牡丹色」
2023年03月05日
唐に渡った空海が日本に持ち帰った牡丹ぼたんの花はその豪華さで平安貴族を魅了した。 しかし、赤紫の牡丹色が色の名前として定着したのは明治時代になってから。 台の前に植ゑられたりける牡丹な… 続きを読む
-
春の色 「萌黄色」
2023年03月05日
春先に萌えいづる若葉。または木々の新芽をイメージする色。それを萌黄もえぎ色と呼ぶ。 古くは枕草子や源氏物語にも登場する萌黄色。貴族の装束だけでなく武家の鎧など、若者向けの色として愛された。鎌倉… 続きを読む
-
モチベーション3.0 #1
2023年03月04日
モチベーション3.0。これは、作家ダニエル・ピンクのベストセラーの題名だ。 モチベーション1.0は生理的動機付けで、「お腹が減ったからご飯を食べる」という生き残るためのもの。 モチベーシ… 続きを読む
-
モチベーション3.0 #7
2023年03月04日
百科事典をつくるための2つのアプローチがある。 Aは、優秀なマネージャーが高い報酬をもらい予算と納期を管理し、何千人ものプロに報酬を払い書いてもらうというもの。この場合、人は外的動機付けで働く… 続きを読む
-
モチベーション3.0 #6
2023年03月04日
ダニエル・ピンクの提唱するモチベーション3.0。 重要だからやる。好きだからやる。面白いからやる。 内側からあふれるモチベーションによって人は想像力を発揮することができる。 1… 続きを読む
-
モチベーション3.0 #5
2023年03月04日
アメで誘惑し、ムチで脅す。古い成果主義を、もうやめるべきだと作家ダニエル・ピンクは主張する。 オーストラリアのアルチザンというソフトウェアの会社では社員が通常の業務以外の仕事をするイベントを定… 続きを読む
-
モチベーション3.0 #4
2023年03月04日
さまざまなテレビゲームの成果に報酬を払う。そんな実験を行ったのは、経済学者ダン・アエリーだ。 機械的にできるゲームでは、報酬が大きいほど成果が高く、創造性が必要なゲームでは、報酬が大きいほど成… 続きを読む
-
モチベーション3.0 #3
2023年03月04日
モチベーション3.0の作家ダニエル・ピンクは、長年動機付けの科学に注目してきた。 ビジネスの世界では、もっぱら、アメとムチという外的な動機付けに頼っている。 ボーナス、コミッション、イン… 続きを読む