2023年04月(75)
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無は無 「有と無」
2023年04月30日
「有」がある。「無」がある。 では。有の反対が無? いえ。有が存在しても、その反対に無は存在しない。なぜなら、無だから。 無は無。そんな哲学があるそう。 さて。今夜の夢は、有… 続きを読む
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無は無 「破壊の眼」
2023年04月30日
一台のメトロノーム。振り子に、女性の眼の写真が取り付けられ、カチ、カチ、カチ………揺れる眼。こっちを見つめる。 1923年、マン・レイが作った前衛作品、『破壊されるべきオブジェ』 34年… 続きを読む
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無は無 「自動筆記」
2023年04月30日
速く、文章を書く。もっと猛スピードで書く。思いつきをつぎつぎつぎつぎ。 すると、理性が消えていく。主語がなくなる。動詞は名詞のようになり、過去形は現在形に変わる。 文法は無視され、意味不… 続きを読む
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無は無 「ガラクタ」
2023年04月30日
傑作中の傑作。 が、1917年当時の既成概念では、ガラクタ。 マルセル・デュシャン『泉』 男性用小便器を横に倒しただけ。 製品を、作品に。そんな小さな問題ではなく。何が芸術か… 続きを読む
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無は無 「モナリザの髭」
2023年04月30日
モナリザの肖像画のちっぽけな絵葉書。その顔に、鉛筆で髭を描いた。まるで、こどもの悪戯。 これでも芸術?1919年、マルセル・デュシャンが発表。 タイトルは『L.H.O.O.Q』フランス語… 続きを読む
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無は無 「皿」
2023年04月30日
皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿倦怠 これは『皿』という詩の冒頭。縦書きで皿の字を連続二十皿積み重ね、食堂の皿洗いの心境を滲ませた。 詩人は高橋新吉。1923年刊行の『ダダイ… 続きを読む
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無は無 「白の上の白」
2023年04月30日
なぜ、何も描かない画家といわれたのか? ロシア・アヴァンギャルドの芸術家、カジミール・マレーヴィチ 1918年の代表作『白の上の白』は、白いカンバスの上に白い正方形のみ。 これは、… 続きを読む
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無は無 「書かない詩」
2023年04月30日
それでは、芸術的な詩のつくり方を。 新聞と鋏を用意 記事を文節ごとに切り分ける袋に入れる 1つ1つ取り出す順に並べる ほら、これで、ダダイズムの詩の出来あがり。 理性を破壊するダ… 続きを読む
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全国ご当地メシ 『牛タン』
2023年04月29日
戦後の仙台で誕生した牛タン。初めは、一部の愛好家の間でのみ楽しまれていた。 そんな牛タンをご当地メシにまでのし上げたのは高度成長期に仙台にやってきた転勤族や単身赴任者だった。 牛タンはう… 続きを読む
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全国ご当地メシ 『粉もん』
2023年04月29日
「大阪は粉もんでっせ?」1980年頃、吉本興業のある芸人がテレビで言ったのが最初という説がある。粉もんとは小麦粉のことで、小麦粉を使った食べ物のこと。たこ焼き、お好み焼き、など。大阪に粉もんが溢れた… 続きを読む