2023年04月(75)
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音楽の話 #1
2023年04月23日
五線譜のルーツはカトリックの手によって誕生した。教会の中心であるローマから離れたどんな土地でも同じ聖歌を歌えるようにするためである。しかし当初の譜面には、五線譜の横軸に当たるものがなく、単に旋律の上… 続きを読む
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音楽の話 #2
2023年04月23日
カトリックにとって、聖歌は重要なツールである。いつでもどこでも同じ聖歌を歌えるようにと、彼らは「譜面」の開発に勤しんだ。 はじめは鍵盤楽器をベースに作られていたが、すべての楽器をカバーするよう… 続きを読む
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音楽の話 #3
2023年04月23日
音楽の授業で見る五線譜の成り立ちは、意外にも一人の男の思いつきからであった。彼の名は教皇グレゴリウス一世。西暦590年に即位した、カトリックの最高指導者である。 当時ヨーロッパ各地の教会ではそ… 続きを読む
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山菜とアースデー 「万葉集」
2023年04月22日
岩ばしるたるみの上のさわらびのもえいづる春になりにけるかも 万葉集、春の歌を代表する一首。雪どけ水流れる滝のほとり、緑鮮やかなわらびが顔を出す。そんな春になったのだなあ。と、春の訪れを喜ぶ… 続きを読む
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山菜とアースデー 「うどの大木」
2023年04月22日
山菜のうどは、成長すると約2メートルにもなる。成長したうどは食べられないし、草なので建築などにも使えない。「うどの大木」。カラダばかり大きくて役に立たないことを意味することわざの由来である。 … 続きを読む
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山菜とアースデー 「アクが強い」
2023年04月22日
「あの人、アクが強いから~」個性が強くて、仲良くなりにくい人のことを「アクが強い」と表現する。 アクとは、山菜などに含まれる「苦味、えぐみ、渋み」の成分。料理の前に、ゆでたり、水にさらしてアク… 続きを読む
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山菜とアースデー 「上杉鷹山と山菜」
2023年04月22日
江戸時代、日照りや冷害などで稲が不作になり、たびたび飢饉が起きた。 そこで、山形米沢藩の殿様、上杉鷹山は、山菜など野草の食べ方を本にまとめた。 「こごみは茹でて水にさらせば、すぐに食べ… 続きを読む
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山菜とアースデー 「クマとふきのとう」
2023年04月22日
春、まだ雪の残る山の中、クマたちは冬眠から目を覚ます。腹ペコのクマがはじめに食べるのは、地面から顔を出したばかりのふきのとう。 ふきのとうに含まれる成分が冬の間、体内に溜まった毒素を排出するの… 続きを読む
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山菜とアースデー 「山菜採りのルール」
2023年04月22日
タラの芽、ふきのとう、こしあぶら春のごちそうである山菜は、野山に自然に生える植物。人間が畑で育てる野菜とは、そこが違う。 だから、山菜採りには昔からのルールがある。根こそぎとらない食べられる分… 続きを読む
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山菜とアースデー 「山菜料理」
2023年04月22日
さくっと揚がったこしあぶらの天ぷらしゃきっと茹でたこごみのお浸し甘辛く炊いたきゃらぶきほろ苦い蕗味噌たらの芽の胡麻和え、うどの酢味噌和えのびるのぬた和えわらびの醤油漬けぜんまいのナムルうるいのサラダ… 続きを読む