2023年04月(75)
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タイタニックが沈んだ日 「仕立屋メイ(May Birkhead)」
2023年04月15日
メイ・バークヘッドは未亡人の母親と一緒にルイジアナ州に住む仕立屋だった。叔母のヨーロッパ旅行に同行し、1912年のその日、カルパチア号に乗っていた。 現地時間の朝4時半、彼女が目覚めると甲板を… 続きを読む
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タイタニックが沈んだ日 「実業家ジョン・ギルバート(John Gilbert)」
2023年04月15日
1912年当時、ヨーロッパからアメリカに渡る船には移民が多く乗っていた。アメリカからヨーロッパへ戻る船には観光客が乗った、 実業家ジョン・ギルバートもカルパチア号でヨーロッパへ向かう観光客のひ… 続きを読む
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タイタニックが沈んだ日 「Our Babe」
2023年04月15日
カルパチア号がタイタニックの生存者を乗せてニューヨークへ向かった後、残された遺体の回収を請け負ったのがマッケイ・ベネット号だった。 その中に身元のわからない小さな男の子の遺体があった。遺体の多… 続きを読む
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タイタニックが沈んだ日 「バーク牧師(Henry Patrick Burke)」
2023年04月15日
ペンシルバニア州出身のヘンリー・パトリック・バーク牧師はカルパチア号の乗客だった。彼はダニエル・マッカーシー牧師と共にローマへ、そして聖地をめぐる旅をする予定だった。 カルパチア号がタイタニッ… 続きを読む
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タイタニックが沈んだ日 「エレノアの旅(Eleanor Barnard Danforth)」
2023年04月15日
その日、22歳のエレノア・ダンフォースは叔母と一緒にカルパチア号に乗っていた。その朝見たのは恐ろしい光景だった。 船は見渡す限りの氷山に囲まれ海には救命ボートが浮かんでいた。ボートには寝巻きの… 続きを読む
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花のはなし 「春の夜」
2023年04月09日
春の夜は 桜に明けて しまひけり 松尾芭蕉が詠んだ、春の一句。 夜桜を見ているうちに、夜が明けてしまった。 春の夜の儚さが、伝わってくる。 … 続きを読む
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花のはなし 「桜の思い出」
2023年04月09日
目に映る桜は同じでも心に映る桜は年齢とともに変化する。 花より団子の子供時代。散る花にさえときめく初恋のころ。幼子の手をひいて見上げた桜の下にその子のランドセル姿を見るうれしさ。 子はや… 続きを読む
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花のはなし 「隅田川の春」
2023年04月09日
滝廉太郎作曲、武島羽衣作詞「花」 春のうららの隅田川 のぼりくだりの舟人が・・・ と歌うその歌詞は当時隅田川で盛んだったレガッタの光景だと言われる。 その一方で、歌詞の元になったとされる… 続きを読む
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花のはなし 「桜もちの香り」
2023年04月09日
桜の季節を彩る、桜もち。 餅を優しく包むのは柔らかなオオシマザクラの葉が多く使われ、塩漬けにすることによってあの独特の香りを呼び覚ますそうだ。 ひとつ、手に取り、葉をめくる……。口に運ぶ… 続きを読む
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花のはなし 「チューリップの花言葉」
2023年04月09日
街の花屋で目をひく、春の花。チューリップは、色によって花言葉がちがうという。赤は愛の告白、 ピンクは愛の芽生え、 白は新しい愛 … そして、色を問わずに本数で決まる花言葉もある。99本は永遠… 続きを読む