2023年08月(60)
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祈りのはなし 祈る動物
2023年08月20日
動物の中でも唯一、人間だけが「祈り」を捧げる生き物だという説がある。 なぜ、人間はお祈りをするのだろう。 科学的には、祈ることによって精神的な不安や苦痛を取り除く効果があるとわかっている… 続きを読む
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祈りのはなし 赤い芽
2023年08月20日
明治から昭和を生きた、詩人・小説家の高見順。 プロレタリア文学運動に入り検挙され、その後、ビルマの戦地にも従軍した。小説家としては、饒舌体と呼ばれた私小説が支持された。 その人が永眠する… 続きを読む
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祈りのはなし 「ありがとう」という祈り
2023年08月20日
「ありがとう」一生のうちに口にする祈りがたとえこれだけであっても、十分である。 If the only prayer ever sayin your entire life is tha… 続きを読む
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俳句の季語 『七夕』
2023年08月19日
俳句や連歌で詠まれ、季節を表す言葉、季語。 しかししばしば、季節はすこしズレて感じられる。 季語の成立は俳句の歴史より古く、平安時代まで遡る。当然ながら旧暦である。 例えば7月7日… 続きを読む
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俳句の季語 『ぶらんこ』
2023年08月19日
俳句の季語には、これも季語なのか、と意外に思えるものがある。 たとえば、ぶらんこは春の季語だ。 これは、古代中国の慣習に由来する。ぶらんこは元々、中国で豊作を祈る春の儀式から生まれた。女… 続きを読む
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俳句の季語 『麦の秋』
2023年08月19日
俳句の季語のひとつ、麦の秋。 秋の様子を想像したあなたは、もう騙されている。麦の秋は、夏の季語だからだ。 もともと秋には穀物の収穫期という意味があり、麦にとっては夏の初めが秋だという。 … 続きを読む
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俳句の季語 『蚯蚓鳴く』
2023年08月19日
俳句で詠まれる秋の季語のひとつ、蚯蚓(みみず)鳴く。 おや、と思わないだろうか。蚯蚓は、鳴かない。 実はこの季語、思い違いから生まれたらしい。実際には蚯蚓と同じく土の中にいる虫、螻蛄(け… 続きを読む
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俳句の季語 『アロハシャツ』
2023年08月19日
俳句が「俳句」と呼ばれるようになって百年余り。歳時記には現代的な季語も目につくようになった。 たとえば、アロハシャツ。これもれっきとした夏の季語として、俳句の辞典である歳時記に載っている。 … 続きを読む
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俳句の季語 『童貞聖マリア無原罪の御孕りの祝日』
2023年08月19日
俳句といえば、五七五。字余りもあるが、基本的には十七音で詠まれる。 では、俳句に使われる季語で最も長いものは何音だろうか。 それがこちら。童貞聖マリア無原罪の御孕りの祝日(どうてい・せい… 続きを読む
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俳句の季語 『季語の価値』
2023年08月19日
たった十七音の俳句に、季語を入れなければならない。窮屈にも思えるが、それは逆だ。たった十七音で作られた詩の意味を読み解くために季語はある。 人は季節に、思い出や喜怒哀楽を結びつける。季語は共有… 続きを読む