2023年11月(61)
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縁結びの日 「ブレッド・アンド・バター」
2023年11月05日
たとえば、恋人同士が歩いていて、道の真ん中に大きな柱があったとする。それを避けるために、恋人たちは一旦、繋いでいた手を離し、こう唱える。「Bread and Butter」。それは、二人の気持ちが離… 続きを読む
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縁結びの日 「梛の葉」
2023年11月05日
梛(なぎ)の葉。それはマキ科の植物で、切ろうとしてもなかなか切れない、繊維の丈夫な葉っぱが特徴だ。 愛する二人の縁が切れないように。そんな思いを込めて、梛の葉を鏡の下やお化粧箱に忍ばせる風習が… 続きを読む
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縁結びの日 「相合傘」
2023年11月05日
相合傘。 学校の黒板やトイレの落書きは、恋する二人をからかうためのものだった。 そもそも相合傘という男女が肩を寄せ合う構図は、二人が恋愛関係にあることをわかりやすく暗示してくれる。そのた… 続きを読む
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縁結びの日 「最後の一滴」
2023年11月05日
フランスでは、パーティーなどでグラスにワインを注ぐと時折、こんな声が聞こえてくる。 La dernière Goutte ! 意味は、最後の一滴。ボトルが空っぽになるまで注がれた人は、そ… 続きを読む
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近代建築の巨匠・前川國男 「国立西洋美術館」
2023年11月04日
秋は美術館めぐり。アート鑑賞もよいけれど、美術館そのものを鑑賞してはいかがだろうか。 上野の国立西洋美術館は、20世紀を代表する近代建築の巨匠、ル・コルビュジエによって設計された。日本で建設に… 続きを読む
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近代建築の巨匠・前川國男 「国立国会図書館新館」
2023年11月04日
国立国会図書館新館は、前川國男の最晩年の建築のひとつだ。正確には、前川建築事務所が設計を請け負っている。 前川は、建物に向かうアプローチを重要視していた。アプローチが決まれば、設計の80%は決… 続きを読む
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近代建築の巨匠・前川國男 「2度の紀伊國屋書店」
2023年11月04日
前川國男は、紀伊國屋書店を2度、設計した。1度目は1947年、戦後間もなく、バラックが立ち並ぶ新宿に建てられた。木造2階建て、大谷石のアプローチ、吹き抜けのある店舗。モダニズムの美学を体現したデザイ… 続きを読む
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近代建築の巨匠・前川國男 「木村産業研究所」
2023年11月04日
前川國男の最初の作品は、青森県弘前市の木村産業研究所。 前川は当時27歳。ル・コルビュジエのアトリエから帰国して2年後のことだ。コルビュジエのガルシュの家に通じる、装飾の少ない、すっきりとした… 続きを読む
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近代建築の巨匠・前川國男 「東京都美術館」
2023年11月04日
国立西洋美術館新館、東京文化会館を手掛けた、近代建築の巨匠、前川國男は、同じ上野の森の東京都美術館も設計した。 旧館建替の依頼だった。既存樹木を残して、軒高を15mに抑え、旧館より狭い敷地に1… 続きを読む
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近代建築の巨匠・前川國男 「東京文化会館」
2023年11月04日
国立西洋美術館設立の2年後、向かい合う敷地に東京文化会館がオープンした。 設計者は、前川國男。国立西洋美術館を設計したコルビュジエの弟子であり、日本の近代建築の牽引者だ。 軒高は対面の西… 続きを読む