2023年12月(75)
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野草の名前 #1
2023年12月30日
昔々。人が、科学と出会う前。日本人はミリ単位の小ささを、「ノミ」にたとえていたようだ。 ノミノツヅリとノミノフスマ。どちらも、小さな野草の名前。ツヅリは繋ぎ合わせた着物のことを、フスマは部屋の… 続きを読む
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野草の名前 #4
2023年12月30日
緑の乏しい冬にも、道端を見れば野草がいる。 丸い葉が、小さく低く山をなし、春になればたんぽぽに似た黄色の花を咲かせるそれは・・・地縛(じしばり)。 漢字もそのまま、地面を縛る書く。これは… 続きを読む
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野草の名前 #5
2023年12月30日
凍える冬にも、土の中では野草の根っこが生きている。 カラスノエンドウ。スズメノエンドウ。どちらも春に花咲くマメ科の野草。 見分け方は簡単で、豆の莢(さや)が黒いのがカラス、小ぶりなのがス… 続きを読む
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野草の名前 #2
2023年12月30日
高三郎(たかさぶろう)。こんな名前の野草がある。高三郎。どうしてこんな名前なのか。遺跡から種が出土するためどうやら相当古くからある植物のようだが・・・名前の由来はいまだに謎。 高三郎。北海道を… 続きを読む
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野草の名前 #6
2023年12月30日
寒風吹き付けるこの時期にも、運が良ければ野草の花が見つかる。 キク科のわりに、5つの白い花びらが春の桜を思わせるその花は・・・ 掃溜菊(ハキダメギク)。 由来は、ごみ捨て場のような… 続きを読む
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クリスマスソング考察 「ビートルズからの贈りもの」
2023年12月24日
クリスマスを大切にしていたロックバンド「ビートルズ」。 デビューした年からファンクラブ向けに毎年クリスマスソングのレコードを贈っていた。 その数は7年間で7枚。初期には楽しげな4人の会話… 続きを読む
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クリスマスソング考察 「古典となった現代曲」
2023年12月24日
1994年に発表されると世界中で大ヒットしニューヨーカー誌にも「ホリデーソングの名曲集に加える価値のある数少ない現代曲」と高く評価されたクリスマスソング「恋人たちのクリスマス」。 当時人気絶頂… 続きを読む
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クリスマスソング考察 「ルドルフ」
2023年12月24日
「真っ赤なお鼻のトナカイさんは」という歌詞で始まるクリスマスソング「赤鼻のトナカイ」。その名をルドルフという。 実はこのルドルフの赤鼻、サンタのために夜道を照らしているだけではない。 毎… 続きを読む
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クリスマスソング考察 「宇宙からのジングルベル」
2023年12月24日
1965年12月16日。地球周回軌道を回るジェミニ6号からNASAヘ移動する物体を目撃したという報告があった。 「待て、何か合図をしようとしているようだ」という言葉に続いて聞こえてきたのは ハ… 続きを読む
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クリスマスソング考察 「スヌーピーのメリークリスマス」
2023年12月24日
1965年にアメリカで放映された、『スヌーピーのメリークリスマス』。30分ほどの短いアニメーション番組だったが大反響となり、翌66年から2000年まで毎年再放送され、世代を超えてクリスマスの風物詩に… 続きを読む