2023年12月(75)
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師走のはなし 「満月の名前」
2023年12月17日
冬空は高く、遠く、澄む。満月は、月毎に名前を持つ。12月の冬空に浮かぶ満月の名は、Cold Moon。 鋭い寒さの訪れを告げる満月として、ネイティブアメリカンたちに名付けられた。 遠くに… 続きを読む
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師走のはなし 「冬至の運盛り」
2023年12月17日
師走も後半に入ると、冬至がやってくる。一年で一番日照時間が短くなるこの日。古代中国では、太陽の力が最も弱まる日と捉え、ここを乗り越えれば太陽の力がよみがえっていく、一陽来復の日とも言われる。悪いこと… 続きを読む
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師走のはなし 「師走の語源」
2023年12月17日
一年で一番慌ただしい季節、師走。語源は、諸説あるが、師とはお坊さんを指すという説がよく聴かれる。 はじまりは、平安時代末期。心安らかに新しい年を迎えるために、仏さまの名前を唱え一年の懺悔をする… 続きを読む
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師走のはなし 「今日はなんの日」
2023年12月17日
今日、12月17日は、1903年にアメリカのライト兄弟が人類初の動力飛行に成功した日。そこから飛行機の日とされている。 最初は弟が操縦して、12秒間の飛行に成功。同じ日に4回飛行に挑戦して、最… 続きを読む
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師走のはなし 「第九」
2023年12月17日
師走の風物詩、第九。 大晦日にベートーベンの交響曲第九番を演奏する慣わしは第一次世界大戦が終わった1918年の12月31日、ドイツ、ザクセン州のライプツィヒで自由と平和を願い、年を跨いで演奏さ… 続きを読む
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師走のはなし 「火が持つ力」
2023年12月17日
The fire is winter’s fruit. - 火は冬の果物であるアラビアのことわざとして知られている言葉。 寒い冬に灯る炎は、物理的なあたたかさだけでなく、温もりによる喜び、安ら… 続きを読む
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師走のはなし 「世界一平和な国の大晦日」
2023年12月17日
もうすぐ年越し。 軍隊を持たず、世界一平和な国と言われるアイスランドでは、大晦日のカウントダウンとして盛大に花火を打ち上げる。 一年を締め括るこの日だけ、一般の人が打ち上げ花火をあげるこ… 続きを読む
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師走のはなし 「太陽の石」
2023年12月17日
1790年12月17日。233年前の今日、かつてのアステカ帝国の首都テノチティトラン、現在のメキシコシティの中央広場で、太陽の石が発見された。 重さ24トン、直径およそ3.6メートルの円形の石… 続きを読む
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直立歩行#6
2023年12月16日
記憶を貯蔵しておく脳の中の海馬。高齢者になると年に1〜2%ずつ縮んでいく。 ピッツバーグ大学の実験で、高齢者に日常的に散歩してもらったところ、海馬は平均して2%増加し、記憶力も改善していた。つ… 続きを読む
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直立歩行#7
2023年12月16日
歩くことが、人類を一歩前に進める。 人類がどのようにして二足歩行を始めたのか。こんな説がある。 森を出て、川辺や海岸などの水辺で暮らしていた人類の祖先。ぎりぎり顔を出して呼吸ができる深さ… 続きを読む