世界中で愛されるサンドウィッチ。「トースト」を具として挟んだものがあることをご存知だろうか。  「ビートン夫人のトースト・サンドイッチ」制作者の名を冠したそれは、18世紀のイギリスで生み出された。２…　続きを読む

戦国時代から江戸時代にかけ活躍した忍者は丸薬状の携帯食料を持っていた。 それは丸めた兵糧。「兵糧丸」と呼ばれた。各家によってレシピは異なるが米粉や蕎麦粉に雑穀、豆類といった炭水化物や脂質魚粉な…　続きを読む

アメリカにはカロリーの塊のような食べ物がある。その名は「揚げバター」 問題の食べ物は2009年、テキサス州に住む男性が生み出した。串に刺し、冷凍したバターの塊にシナモンを効かせた衣をつけ、じゅ…　続きを読む

節分に豆をまくようになったのは室町時代。鬼という魔物を滅する。すなわち「魔滅（まめ）」。 また日本人の食生活に欠かせない、五穀の一つである豆には特に、鬼を追い払う聖なる力があると考えられた。 …　続きを読む

昔々あるところに人を食べる鬼がいた。村人たちが神さまに助けを求めると、神さまは鬼に豆を渡して言った。 この豆を育てられたら人間を食べてもよい。育たないうちに人間を食べたら天罰を下す。 …　続きを読む

すっかり節分の習慣になった、恵方巻。 その年の福を司る年神様がいる方角を向き、巻き寿司を食べると縁起がいいとされている。 これは江戸時代、関西商人たちが始めた習わしで、元々は「丸かぶり寿…　続きを読む

頭には牛の角を、口には牙を生やし、虎のパンツを履いて、金棒をもった赤や青の大男。現代の鬼のイメージは、室町時代に生まれた。 鬼の語源は「隠れる」という漢字の「隠（おん）」。目には見えない隠れた…　続きを読む

今日は立春。春の始まり。 「春はあけぼの」で知られる枕草子。清少納言は何を思ってこれを書いたのだろう。 清少納言の主君であった、藤原定子（ふじわらのさだこ）。 一条天皇の最初の后で…　続きを読む

今日は立春。春の始まり。 立春の早朝に貼られる厄除けの札、「立春大吉」。 漢字にすると左右対称で、裏から見ても「立春大吉」。 悪い鬼が家に入ってきても、まだ家の外だったのかと勘違い…　続きを読む

今日は立春。春の始まり。 立春を過ぎたあと、風速8メートル以上の最初の南風を「春一番」と呼ぶ。 1859年３月、長崎の壱岐に、漁船を転覆させるほどの突風が吹いた。その危険を後世に伝えるた…　続きを読む