2024年03月(55)
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川のはじまり 「荒川水系」
2024年03月30日
荒川の源は、秩父山地の甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)。渓谷を下り支流を集め、東京に入ると荒川は隅田川と分岐し、放水路となり、東京湾にいたる。 荒川、隅田川につながる下町の水路は、もちろん荒川系の川… 続きを読む
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春のことば 「リスタート」
2024年03月24日
春は新しい自分を始める時期。新生活の期待に胸を膨らませている人もいれば、道に迷っている人もいるかも知れない。 「リスタート」という言葉がある。もともとは自動車のレースで使われる用語で事故などが… 続きを読む
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春のことば 「春の喜びの音」
2024年03月24日
画集を開くと、音がきこえてくる。雪山の谷間を流れる川を、日本画家、東山魁夷が描いた絵だ。 大地を覆う白い雪をとかし、たくましく流れる川。春のあたたかな息吹をまとい、流れ下る音がきこえてくる。 … 続きを読む
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春のことば 「佐保姫」
2024年03月24日
野山に、春の彩りを与えてくれる女神がいる。その名も、佐保姫さま。 平城京の東にたたずむ佐保山の神様で、山からおりてくる春霞は姫が織った衣なのだとか。 「佐保姫の もてなしあつし 独り旅」… 続きを読む
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春のことば 「零れ桜」
2024年03月24日
はらはらと舞い散るさくら満開になって散るさくらの花を零れ桜と言う 今を盛りに咲く花もやがては零れて地に還ってゆく 諸行無常の世界を瞬時に演じ見せてくれる零れ桜 満開のときが美しけれ… 続きを読む
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春のことば 「春のひととき」
2024年03月24日
春には、美しいひとときを表す言葉がある。 明け方は「春暁(しゅんぎょう)」。「春眠 暁を覚えず」で知られる「春暁」という詩は、朝が来たのも分からないほど心地良い、春の眠りを歌っている。 … 続きを読む
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春のことば 「ハルの意味」
2024年03月24日
春は芽吹きの季節 英語のスプリングには、バネのように飛び出すイメージがある。 カットグラスのように輝く春の光は、あらゆる色彩をきらきらと映しだす。 だから、目を見張るという意味の「はる」… 続きを読む
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宇宙#4
2024年03月23日
2010年、日本の宇宙探査機「はやぶさ」のカプセルが着陸したのは、遠く離れたオーストラリアだった。中身は宇宙で採った研究サンプル。壊れたら全てが台無しである。つまり地上部隊のミッションは日本までおよ… 続きを読む
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宇宙#3
2024年03月23日
国際宇宙ステーション。通称ISSは日本を含めた世界各国が、持ち寄りで作った施設である。つまりあっちはアメリカ、こっちは日本、といった管理の仕方で、そこで働く宇宙飛行士も、多国籍な顔ぶれになる。しかし… 続きを読む
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宇宙#2
2024年03月23日
人類はいまだに、ロケットを打ち上げたり失敗したりしているが、実はその”失敗”の方に焦点を当てた条約がある。 宇宙損害責任条約である。 たとえば地球で、ロケットの破片が家屋に落ちた場合。た… 続きを読む