2022年05月28日
佐藤延夫
週末はパンを/ベーグル
ずっしり、もっちりのパン
と言えば、ベーグル。
ベーグルはニューヨークの名物というイメージが強いが、
もともとは17世紀後半に、
東ヨーロッパのユダヤ人が食べていたパンがルーツのようだ。
移民によってニューヨークにもたらされ、
ヘルシー志向のニューヨーカーにヒットした。
ベーグルとパンにはつくり方に大きな違いがある。
ベーグルは焼き上げる前に生地を熱湯にくぐらせて、
表面にデンプンの膜をつくることで
あの噛みごたえのある密度の高い食感ができあがる。
そのままいただくか、水平に切って、
サーモンやクリームチーズを挟んでみるか。
ベーグルの悩みは尽きない。