2022年08月27日波多野三代 〜8月の一瞬〜 お盆と花火花火はお盆の迎え火、送り火だった、と言われている。隅田川花火大会は1733年、大飢饉で亡くなった人々の鎮魂のため、徳川吉宗がはじめと言われる。古来、火を焚けばあの世からこちらの世界が見えると考えられていた。お盆前後に花火大会が多く開催されるのはあの世にいる人々を、美しい火で送り迎えするためだそうだ。花火が開いた瞬間、懐かしいひとびともまた夜空を見上げているのかもしれない。〜8月の一瞬〜