2022年08月27日
波多野三代
〜8月の一瞬〜 ペルセウス座流星群
8月の流れ星といえば、ペルセウス座流星群。
彗星が残した塵の帯の中を、1年に1度地球が通過するとき、
煌く夜空の日がやってくる。
流星群がやってくると
流れ星に願い事をする、という話題も活発になる。
その由来は諸説あるが、世界中に散らばっている。
一つはヨーロッパの古い伝説。
神様が空の上から
時々下界の様子を見るために
一瞬だけ空を開ける。
この時に、天の世界から光がこぼれ落ちる。
それが流れ星なのだという。
だから、この時に願い事をすれば
神様に届くのだ。そう信じられていた。
もう一つは、天国に行けない魂が空を駆けているというもの。
それを見て誰かが冥福を祈ってくれれば天国に行くことができ、
願ってくれた人にも幸せが訪れるのだとか。
アメリカでは、「マネー!マネー!マネー!」
お金、と3回唱えるとお金持ちになれると言われている。
星の流れる一瞬
とっさに口にすることができるほど
日頃から願い続けていることがあるとすれば
それは日々の目標であり、人生を生きる力でもある。
8月は世界中の人々が夜空を見上げ
星に願いをかけている。
たくさんの願いごとで、空と地上がつながる。
そんな一瞬があればいいと思う。
〜8月の一瞬〜