2022年09月25日川田琢磨 Photo by Ninaraモッタイナイ話「かごに乗って」「MOTTAINAI」という日本語を、世界共通語として広めたワンガリ・マータイさん。37歳のときに始めた植樹活動を、生涯貫いた女性でもある。そんな彼女は、「棺に木を使わないでほしい」という遺言を残していた。11年前の今日、ナイロビで行われた彼女の葬儀では、ヒヤシンスやパピルスで編まれた「かご」に乗って天国へと旅立った。71歳。植えられた苗木は、5000万本を超えていた。