2022年11月06日
佐藤延夫

奇妙な岩 モニュメント・バレー
モニュメント・バレーは、
アメリカ・ユタ州南部とアリゾナ州北部を跨ぐ、
赤茶けた荒野だ。
ここには、ビュートと呼ばれる岩山や、
メサというテーブル型の台地が点在する。
これらが何かの記念碑に見える、ということで
モニュメント・バレーと呼ばれるようになった。
その昔は氷河に覆われており、
水や土砂によって岩が削られ、独特の地形に変化したという。
紀元前2000年ごろから先住民ナバホ族が暮らしており、
今でも彼らの準自治領だ。
この一帯は、まさにアメリカの原風景であり、
数多くの映画の舞台になっている。
ジョン・ウェイン主演の「駅馬車」をはじめ、
「荒野の決闘」、「アパッチ砦」。
「2001年宇宙の旅」では、
時空を超えたあとにたどり着く惑星の風景として。
「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3」のときは、
主人公が西部開拓時代にタイムスリップする場面でのロケ地に選ばれている。
岩と荒野の風景は、人を冒険へと導く。