2022年11月20日小野麻利江 絵のはなし 16世紀の紅葉狩り狩野派の絵師・狩野秀頼が手がけた国宝・「観楓図屏風(かんぷうずびょうぶ)」。紅葉の名所、京都の高雄で。武士、僧侶、そして女性など、さまざまな人物が紅葉狩り(もみじがり)を楽しむ姿が描かれている。赤い紅葉に、心華やぐ。そんな気持ちは、400年以上の時が経っても、変わらない。