2022年12月04日
小林慎一
幸せと成功の関係 #3
ポジティブ心理を提唱するショーン・エーカーは
ハーバード大学で心の問題を抱えている学生たちの
カウンセリングを担当していた。
彼の幼馴染がハーバード大学に遊びに来た時に
その豪華なカフェテリアに驚きながらこう言った。
「ここの学生で不幸な人なんているのかい?」
この質問は、幸福が周囲の環境によって決まるという前提に立っている。
しかし、ショーンの研究によれば、
長期的な幸福について予測できるのは周囲の環境が10%で、
残りの90%は脳が環境をどう認識しているかにかかっているという。
仕事の成功についても25%がIQで決まり
残りの75%は、楽観の度合いやストレスの感じ方によって決まる。
ショーンはこう語る。
幸福だと脳が感じている時、人は成功するのです。
それがハッピーアドバンテージです。