2022年12月18日
川田琢磨
東京駅「逃げ出した干支」
今日は、東京駅が開業した日。
駅舎の見所の一つが、
丸の内北口と南口のドーム天井。
八角形のドームの8つの角には、
方角を示す干支のレリーフが埋め込まれている。
8つなので、十二支には4つ足りない。
残りの干支は東京駅のどこかに隠れているのでは、
という説もあったが、
見つかったのは、佐賀県の武井温泉。
温泉街の楼門の天井に、
4つの干支がひっそりと掘られていた。
この楼門を設計は、東京駅と同じ、辰野金吾。
こちらも重要文化財に指定されている。