2023年02月19日
茂木彩海
チョコレートのはなし 「はじめてのチョコレート」
はじめてチョコレートを食べた時の記憶がある人は
どれくらいいるだろう。
覚えていなかったとしても、
特別な美味しさにきっと感動したに違いない。
日本人が初めてチョコレートを食べた時の記録として
最も信頼が置けるのは
明治6年、岩倉具視一行の欧米視察の時と言われている。
その時のチョコレートに関する記録を読んでみる。
銀紙に包み、
表に石版の彩画などを張りて其(それ)美を為す。
極上品の菓子なり。
今も昔も変わらない、チョコレートだけが持つ高揚感。
一粒食べたくなってきた。