2023年03月12日
佐藤日登美
花 「さくらの開花予想」
今年の桜はいつ咲くのだろう。
春めいてくると、自然と思い始めてしまう私たち。
そんな疑問に答えるべく、
気象庁は1951年から「さくらの開花予想」を始めた。
3月の第一水曜日に一回目の開花予想が発表され、
その後、桜の様子を伺いながら日にちは適宜修正される。
当初は関東地方のみで行われていたが、
やがて沖縄・奄美地方を除く全国が対象となっていった。
この開花予想日を参考にして、人々は花見の準備を始めるのだろう。
実は、気象庁による「さくらの開花予想」は10年ほど前に終了しており、
今はいくつかの民間業者がその役割を担っている。
毎年見ていても、桜はいつも、予想以上の感動を与えてくれる。