2023年03月12日蛭田瑞穂 Photo by k yamada花 「忘れな草の語源」春に咲く花、忘れな草。英語ではForget-me-not。その名には中世から伝わる物語がある。ある青年が恋人の女性と歩いていると川べりに美しい花を見つける。青年は恋人のために花を摘むが、誤って川に転落し、急流に呑まれてしまう。彼は掴んでいた花を恋人に投げ、最後に叫ぶ。「Forget-me-not(私を忘れないで)」。それが、忘れな草の物語。