2023年05月06日
小林慎一
独創的な人の考え方 ♯1
組織心理学者、アダム・グラント。
ある日、生徒がやってきてこう言った。
友達とオンライン販売の会社を立ち上げるので投資をして欲しい。
じゃー夏休みはこの計画に捧げていたんだねと返すと、
いえ、失敗した時のためにインターンにも行ったし、
念の為、就職もしますと、その生徒は答えた。
半年が過ぎローンチの前日になっても、
まともなウェブサイトもなく、グラントはこれではダメだと投資を断った。
その生徒が立ち上げた会社の名前はワービーパーカー。
革新的な手法で眼鏡を売り、
その時価総額は約1700億円。
グラントは、
独創的なことができる人の研究を始めた。