2023年08月26日波多野三代 〜暑気払いはいかが〜 江戸時代の怪談夏に怖い話をするようになったのは江戸時代の歌舞伎がはじまりだったクーラーのない江戸時代、芝居小屋はその暑さから敬遠された。すると花形役者たちも夏休みをとってしまう。そこで残された若手の役者たちは一計を案じた。舞台に涼しく水を張ったり、幽霊役が宙乗りをしたり。大仕掛けの怪談舞台ならばお客も呼べるだろう。こうして人々は芝居小屋に戻り、怪談は夏の定番となった。〜暑気払いはいかが〜