波多野三代(112)
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カレーの日 カレーが給食にやってきた
2023年01月22日
戦争が終わり、カレーが給食にやってきた。 第二次世界大戦後、食糧事情が悪かった1948年。友好国だったインドは日本にたくさんのスパイスを送ってくれた。カレー業界関係者の尽力もあり、カレーは学校… 続きを読む
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カレーの日 スプーンが食卓にやってきた
2023年01月22日
今では当たり前のように食卓にあるスプーン。一般家庭に広まったのは、カレーのおかげ。 昭和20年。当時のカレーは作るのに手間がかかるものだった。そこで名古屋のオリエンタルは、簡単に作れるカレール… 続きを読む
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カレーの日 西洋野菜入りカレーがやってきた
2023年01月22日
じゃがいも、玉ねぎ、にんじん。今や定番となった西洋野菜を、カレーに入れたのはクラーク博士だ。 日本の若者に米国式農業を教えるため札幌農学校にやってきたクラーク博士は、生徒たちの栄養状態の悪さに… 続きを読む
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カレーの日 南極の金曜にカレーがやってきた
2023年01月22日
南極では、金曜にカレーを食べる習慣がある。 南極観測船「しらせ」そして昭和基地。どちらも必ず、金曜のランチはカレー。 その理由は、長く、変化に乏しい環境の中で失われがちな曜日感覚を保つた… 続きを読む
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カレーの日 文豪お手製のカレーがやってきた
2023年01月22日
文豪にはカレー好きが多い。国木田独歩も例外ではなかった。 文豪仲間だった田山花袋が初めて独歩の家を訪れた時ご馳走になったカレー。 「今、ライスカレーを作るから、一緒に食って行き給え。」大… 続きを読む
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冬のはなし 〜世界一寒い村の洗濯物〜
2022年12月11日
世界一寒い村、オイミャコンでは洗濯物は凍らせて乾かす。 北極圏に近いその村では 一年の半分以上が冬。太陽は24時間中3時間しか顔を出さず、洗濯物は-40度の屋外に干すことになる。 … 続きを読む
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冬のはなし 〜冬の寒さが作る保存食〜
2022年12月11日
アンデス地方には古代から作られてきたフリーズドライの保存食がある。 冬、じゃがいもを地面に並べておくと夜には芯まで凍る。夜が明けると今度は太陽で解凍される。その繰り返しでじゃがいもは柔らかくな… 続きを読む
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冬のはなし 〜地球に最も太陽が近づく季節〜
2022年12月11日
地球に最も太陽が近づく季節それは冬だ。 12月の冬至は、一年で最も日が出ている時間が短くなる。生命の象徴である太陽の力が弱まる日のため、古くから恐れられてきた。 だが、夏至の南中高度が7… 続きを読む
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冬のはなし 〜真夏のクリスマス〜
2022年12月11日
世界中でクリスマスが祝われる12月。その時、オーストラリアは丁度真夏。 ご馳走は家族でビーチに集まりバーベキュー。ツリーも暖かな赤や金ではなく、青や白などの涼しげな色で飾られる。 そのた… 続きを読む
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冬のはなし 〜江戸時代の雪だるま〜
2022年12月11日
江戸時代の雪だるまは、文字通りだるまさんだった。 江戸時代はミニ氷河期だったと言われ雪が多かった。 そこで数多くの雪だるまが作られたが、その姿は達磨大師をかたどった本格派。 お供え… 続きを読む