波多野三代(112)
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〜8月の一瞬〜
スゥエーデンのザリガニパーティー2022年08月27日
スゥエーデンの8月は、ザリガニパーティーの季節。 8月がやってくると、スゥエーデンの人々は庭にテーブルを出す。香草と塩で真っ赤に茹で上げたザリガニをテーブル一杯、山盛りに積み上げる。 そ… 続きを読む
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〜8月の一瞬〜 ペルセウス座流星群
2022年08月27日
8月の流れ星といえば、ペルセウス座流星群。彗星が残した塵の帯の中を、1年に1度地球が通過するとき、煌く夜空の日がやってくる。 流星群がやってくると流れ星に願い事をする、という話題も活発になる。… 続きを読む
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〜8月の一瞬〜 酔芙蓉
2022年08月27日
姿が移ろい続ける花、酔芙蓉。 それは、日の出とともに咲き夕方には散ってしまう花。その間も、刻々と色が変化してゆく。 朝開いたときは白。気温の上昇とともにだんだんとほの赤く色づいてゆき、散… 続きを読む
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〜8月の一瞬〜 夏の終わりの蝉
2022年08月27日
8月に鳴き始める蝉、ツクツクボウシ。彼らの歌が聞こえ始めると夏の終わりはもうすぐそこ。 他の蝉が7年ほどかけて地上に出てくるのに対しツクツクボウシはたったの1年で成虫になる。短い一生と言われる… 続きを読む
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〜梅干しの日〜 筍の皮と梅干しのおやつ
2022年07月30日
昔から筍の時期に作られてきたおやつがある。 筍の皮の産毛をこそげとり、そこに一粒、うんと酸っぱい梅干しを入れ三角に折って包めば、出来上がり。 長い時間をかけてしゃぶっていると、筍の甘みと… 続きを読む
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〜梅干しの日〜 南極探検の条件
2022年07月30日
梅干しの種を噛み砕ける。南極探検の入隊条件だった。 明治43年に、南極を目指した人物がいた。白瀬中尉。彼は歯が丈夫であり、何でも食べられる頑健な肉体を持つ隊員が必要と考えた。 そうして選… 続きを読む
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〜梅干しの日〜 曹操の戦略
2022年07月30日
梅でピンチを切り抜けた武将がいる。三国志の英雄、曹操だ。 行軍のさなか、猛烈な暑さに見舞われた。どんなに歩いても水は見つからない。 その時、曹操が掛けた号令が「しばらく進めば梅の林がある… 続きを読む
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〜梅干しの日〜 北条早雲の梅干し
2022年07月30日
平均寿命50歳と言われた戦国時代に、北条早雲は87歳まで生きた。その秘訣は「梅干し」 北条早雲は、粥と共に毎日欠かさず梅干しを食べていた。日持ちがし、疲労回復にもなる。 そこで部下にも梅… 続きを読む
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〜梅干しの日〜 炭鉱の防塵マスク
2022年07月30日
日本最古の防塵マスクには、梅干しが入っていた。 世界遺産、石見銀山。江戸時代、そこで銀を採掘する労働者が発症する原因不明の病気があった。 安政3年、医師であった宮田柱(みやたちゅう)は調… 続きを読む
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〜梅干しの日〜 お正月の大福茶
2022年07月30日
お正月に梅干しを入れたお茶を飲む風習がある。その名は「大福茶」(おおぶくちゃ) 大福茶の起源は平安時代に遡る。 都で疫病が流行った年、空也上人は観音さまの像を車に乗せ、念仏を唱えながら市… 続きを読む