2023年12月16日
廣瀬大
直立歩行#5
「種の起源」で知られるダーウィンは
朝、昼、夕方、三度目の散歩に出かけ、
1日に数時間を散歩に費やしたという。
作曲家のベートーベンは
昼食後に鉛筆と五線譜をポケットに入れて、
長い散歩に出かけていた。
「クリスマスキャロル」などを書いたディケンズは
午後の2時まで机に向かって仕事に取り組み、
その後、3時間の散歩に出かけることを日課にしていた。
ノーベル文学賞を受賞した大江健三郎も、
朝、散歩に出かけ、いま取り組んでいる小説について
考えたという。
散歩とは人類が持つ創造力を刺激する
最強のツールなのだ。