川野康之(57)
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カウリスマキ映画のたのしみ 「どん底から見る希望」
2023年02月18日
アキ・カウリスマキ監督の映画は労働者や失業者といった庶民を主人公に、人間の喜びや悲しみ、誇りを描く。フィンランドを舞台に不器用で無口な登場人物たちが「テルヴェ」(やあ)とか「キートス」(ありがとう)… 続きを読む
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カウリスマキ映画のたのしみ 「浮き雲」
2023年02月18日
アキ・カウリスマキ監督の映画、『浮き雲』。つつましくも幸せな生活を送っていた夫婦がある日突然不運に襲われる。トラムの運転士である夫はリストラで解雇され、レストランの給仕長だった妻も職を失う。さらに不… 続きを読む
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カウリスマキ映画のたのしみ 「脇役たち」
2023年02月18日
アキ・カウリスマキ監督の映画によく登場するもの。ゴトゴトと音を立てて走るトラム。何杯も何杯も飲むコーヒー。ひっきりなしに火をつけるタバコ。突然始まる哀愁ある歌。無表情で演奏する売れないミュージシャン… 続きを読む
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カウリスマキ映画のたのしみ 「マッティ・ペロンパー」
2023年02月18日
アキ・カウリスマキ監督の映画には個性的な役者が出てくる。中でもマッティ・ペロンパーはカウリスマキ映画には欠かせない。『愛しのタチアナ』で彼が演じるのは中年のロックンローラー気取りの自動車修理工。哀し… 続きを読む
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カウリスマキ映画のたのしみ 「人生は後ろには進まない」
2023年02月18日
アキ・カウリスマキ監督の映画、『過去のない男』。列車でヘルシンキに着いた男が、暴漢に襲われ、頭を殴られて記憶喪失に。港で行き倒れていたところを貧しいコンテナ生活者の男に救われる。「記憶がなくても心配… 続きを読む
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カウリスマキ映画のたのしみ 「理由なんてない」
2023年02月18日
アキ・カウリスマキ監督の映画、『パラダイスの夕暮れ』。ゴミ収集車を運転する男がスーパーのレジを打つ女に恋をした。「なぜ私といるの?」「俺に理由なんてない。あるのは名前とゴミ車の制服だ。・・・いちいち… 続きを読む
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カウリスマキ映画のたのしみ 「愛しのタチアナ」
2023年02月18日
アキ・カウリスマキ監督の映画を見るたのしみ。一緒に旅をすること。『愛しのタチアナ』はロードムービー。舞台は60年代のフィンランド。退屈な田舎町を抜け出して中年男が二人、目的もなくドライブに出た。「ラ… 続きを読む
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星野道夫の旅 シシュマレフ村への手紙
2022年12月31日
神田の古本屋街で見つけた本の中の一枚の写真が彼を惹きつけた。アラスカ北極圏の荒涼とした風景の中に小さな集落が写っていた。「シシュマレフ」と書かれていた。行ってみたいと思った。住所も宛名もわからないが… 続きを読む
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星野道夫の旅 日本から来た若者
2022年12月31日
いくつもの飛行機を乗り換えてベーリング海に浮かぶ小さな島の村に着いた。大人や子どもが集まってきた。一人がニコニコしながら近づいた。「ミチオ?」「イエス、イエス」その日からひと夏の間、星野道夫はエスキ… 続きを読む
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星野道夫の旅 新たな旅
2022年12月31日
日本に帰ってからも頭の中はアラスカのことでいっぱいだった。星野道夫はアラスカに移り住むことを決意した。フェアバンクスの空港に着きまっすぐアラスカ大学へ向かった。どうしても野生動物学部に入らなければな… 続きを読む