道山智之(59)
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多様性と独自性 方言のなかの風景
2022年11月12日
日本にはたくさんの方言がある。 それぞれの地方に住む人には標準語と呼ばれるものになかなか変換しにくい言葉がある。 たとえば九州弁の「しょんなか」。しょうがない、という意味だが、もう少し明… 続きを読む
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多様性と独自性 音楽という名のエネルギー
2022年11月12日
1967年のフランキー・ヴァリの名曲「君の瞳に恋してる」。 80年代は、ボーイズ・タウン・ギャングがカバーし世界的な大ヒットとなった。 そのバンド結成は、LGBTフレンドリーなサンフラン… 続きを読む
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多様性と独自性 調和という名の世界
2022年11月12日
ユニーク、ユニフォーム、ユニコーン。 「ユニ」はラテン語「unus(ウーヌス)」が語源で「ひとつの」という意味だ。 「宇宙」を表す「ユニバース」はラテン語で「ひとつに」「変える」という意… 続きを読む
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多様性と独自性 君の中の花束
2022年11月12日
人の腸内には、数百兆もの細菌が住んでいて、まるでお花畑にみえることから「腸内フローラ」と呼ばれている。 善玉菌・悪玉菌、そして優勢な方の味方につく日和見(ひよりみ)菌。その割合は「7:1:2」… 続きを読む
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多様性と独自性 美しさと強さ
2022年11月12日
「世界にひとつだけの花」 バブルが終わって数年後、この曲がみんなの耳に届いた。 ひとりひとりが、自分らしくあることの強さ。 あせってもがくことも時には大事だが、それだけではしあわせ… 続きを読む
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Moment for a Poet1 白秋と言葉
2022年09月11日
言葉の魔術師・北原白秋。愛する人を見送る朝。雪がやさしく、激しく、こころに舞い落ちる。 君かへえ す朝の舗石しきいし さくさくと雪よ林檎の香か のごとくふれ 情熱的な恋の場面では、“かお… 続きを読む
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Moment for a Poet3 白秋と朔太郎
2022年09月11日
大正4年。30歳の北原白秋は、初めて群馬県前橋市を訪れた。出迎えたのは前橋を故郷とする詩人・萩原朔太郎。 朔太郎の家を訪れると、門には国旗が立っている。 白秋は聞いた。 「今日はな… 続きを読む
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Moment for a Poet2 白秋と青春
2022年09月11日
明治40年。22歳の北原白秋は4人の仲間と、九州を歴訪する。 「五足の靴」と呼ばれる旅だ。 途中、彼らは三池炭鉱に立ち寄った。エレベーターで地下深く降りたときの風景をこんな言葉で書いてい… 続きを読む
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Moment for a Poet4 白秋と海
2022年09月11日
人妻との恋の破綻、実家の破産。 追い詰められた詩人・北原白秋は死を想い海へ行く。 しかし三浦半島の太陽の明るさに、思いとどまった。その頃の歌がある。 油壷しんととろりとして深ししん… 続きを読む
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Moment for a Poet5 白秋と童心
2022年09月11日
詩人・北原白秋は言う。 眼で見、耳で聴くだけはまだしも、霊たましいぜんたいでハツハッと感じる位でなければ、歌や詩はできないものである。 心をオープンにして、アンテナの感度を上げておく。 … 続きを読む