2023年10月01日
仲澤南
コーヒー好きのあの人 「宇田川榕菴」
蘭学者・宇田川榕菴は、
「哥非乙説(こうひいせつ)」、
すなわち、コーヒーに関する日本初の論文を書いた。
時は江戸時代、
コーヒーは日本にまだ
ほとんど広まっていなかった。
榕菴はオランダ商館長と面会し、コーヒーと出会う。
それから19歳の若さで、
「哥非乙説」を書き上げたのだ。
それだけではない。
現在使われている
「珈琲」という漢字表記は、
榕菴が考えたものだ。
「珈琲」の漢字2文字は、
髪飾りと飾りをつなぐ紐を意味する。
枝に実った真っ赤なコーヒーの実から、
女性の髪飾りを連想して名付けたそうだ。
初めての論文に、美しい名前。
今日の日本のコーヒーは、榕菴のおかげでもある。
Let’s have a coffee break.