仲澤南(69)
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コーヒー好きのあの人 「バルザック」
2023年10月01日
コーヒーはしばしば、創作活動のお供にされてきた。 たとえば、フランスの作家・バルザック。彼は夜中の1時頃に起きると、昼頃までコーヒーを飲んでは書き、書いては飲んだ。 バルザックはコーヒー… 続きを読む
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コーヒー好きのあの人 「偉人の仕事」
2023年10月01日
コーヒーをこよなく愛した偉人たち。彼らに共通するのは、コーヒーを仕事の活力にしていたことだ。 ある人は、創作の題材に。ある人は、活力の源に。 あるいは、それは偉人に限らず人間すべてに言え… 続きを読む
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俳句の季語 『季語の価値』
2023年08月19日
たった十七音の俳句に、季語を入れなければならない。窮屈にも思えるが、それは逆だ。たった十七音で作られた詩の意味を読み解くために季語はある。 人は季節に、思い出や喜怒哀楽を結びつける。季語は共有… 続きを読む
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俳句の季語 『七夕』
2023年08月19日
俳句や連歌で詠まれ、季節を表す言葉、季語。 しかししばしば、季節はすこしズレて感じられる。 季語の成立は俳句の歴史より古く、平安時代まで遡る。当然ながら旧暦である。 例えば7月7日… 続きを読む
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俳句の季語 『麦の秋』
2023年08月19日
俳句の季語のひとつ、麦の秋。 秋の様子を想像したあなたは、もう騙されている。麦の秋は、夏の季語だからだ。 もともと秋には穀物の収穫期という意味があり、麦にとっては夏の初めが秋だという。 … 続きを読む
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俳句の季語 『アロハシャツ』
2023年08月19日
俳句が「俳句」と呼ばれるようになって百年余り。歳時記には現代的な季語も目につくようになった。 たとえば、アロハシャツ。これもれっきとした夏の季語として、俳句の辞典である歳時記に載っている。 … 続きを読む
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俳句の季語 『ぶらんこ』
2023年08月19日
俳句の季語には、これも季語なのか、と意外に思えるものがある。 たとえば、ぶらんこは春の季語だ。 これは、古代中国の慣習に由来する。ぶらんこは元々、中国で豊作を祈る春の儀式から生まれた。女… 続きを読む
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俳句の季語 『童貞聖マリア無原罪の御孕りの祝日』
2023年08月19日
俳句といえば、五七五。字余りもあるが、基本的には十七音で詠まれる。 では、俳句に使われる季語で最も長いものは何音だろうか。 それがこちら。童貞聖マリア無原罪の御孕りの祝日(どうてい・せい… 続きを読む
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俳句の季語 『蚯蚓鳴く』
2023年08月19日
俳句で詠まれる秋の季語のひとつ、蚯蚓(みみず)鳴く。 おや、と思わないだろうか。蚯蚓は、鳴かない。 実はこの季語、思い違いから生まれたらしい。実際には蚯蚓と同じく土の中にいる虫、螻蛄(け… 続きを読む
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日本一高いビル 「ホテルニューオータニ」
2023年05月14日
1964年、当時日本一高いビルとして竣工したホテルニューオータニ。 誕生のきっかけは、一度目の東京オリンピックだった。日本を訪れる人が格段に増え、宿が不足することが予想された。その対策に、巨大… 続きを読む